秩父のご当地グルメは、そばや豚みそ丼などもありますが、テレビなどでも紹介されて人気があるのがわらじカツ丼です。
わらじの様に大きなカツに甘辛いタレが染み込んでいて、くせになる味です。秩父に来たら1度は食べてみてください。
ここでは、人気No.1で駅からのアクセスもしやすいおすすめの安田屋 日野田店と、本店の小鹿野店を紹介していきます。
この記事の目次
わらじカツ丼の超有名店「安田屋日野田店」
安田屋は秩父の市街地から車で30分以上離れた小鹿野というところに本店がありますが、秩父市街地に支店の日野田店があります。
外観だけ見るとツタだらけで営業しているのか!?と思うような建物ですが、営業開始前には行列が出来るほどの人気店です。夏にはこのツタが青々としています。
営業開始は11:30からですが、少し前の11:15に到着すると駐車場にはすでに車がとまっていて、車の中で店のオープンを待っている人がいました。
オープンの2~3分前になると、平日にもかかわらず店の前に人が並び始め、すぐに10人ほどの行列ができました。土日はさらに多くの人が並びます。
11:30の開店時間になるとお店の人が出てきて順番に呼ばれます。席数はカウンター6席と座敷8席の14席ありますので、4番目に並んでいた私はすぐに店に入ることができました。
外観もなかなか年季を感じましたが、店内は田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家に遊びに来たような雰囲気で味があり落ち着きます。
この日はカウンター席から順番に案内されて、4番目に並んでいた私はカウンター席に座りました。
カウンター席の奥の座敷には、こたつが2つ並べられていてこちらにも席があります。
外の行列とは別に座敷の端に4~5人が待っています。夏の暑いときや、冬の寒いときでも呼ばれる直前は中で待つことができます。
カウンター席の上にはぶらり途中下車の旅のロケが行われた際に書いてもらったどんぶりが飾ってありました。八名信夫さんのサインです。
男性が多いのかと思いましたが、この日は男女比は半々といった感じで、女性も意外と多かったです。
メニューはわらじカツ丼1枚と2枚のどちらか
わらじカツ丼の専門店だけあって、メニューはわらじカツ丼のみです。1枚860円(税込)と2枚1080円(税込)のどちらかを選ぶことができます。
女性は1枚、男性は2枚を注文することをおすすめします。
着席してから3~4分ほどでわらじカツ丼が運ばれてきました。わらじカツがどんぶりからはみ出ています。お味噌汁と漬物が一緒についてきます。
どんぶりのふたを開けると、醤油ベースのわらじカツの甘じょっぱい香りが鼻から入ってきて食欲をそそります!
お店の方から、2枚の場合は食べるときにわらじカツ1枚をふたの上にのせて食べてくださいと説明があります。説明を受けた通りに1枚をふたの上に移動して、待望のわらじカツにかぶりつきます。
濃いめのわらじカツのタレとカツの旨みが口の中いっぱいに広がります! 安田屋のわらじカツの味の特徴はタレの味が濃いめなのですが、しつこくなくどんどん食べられます。
また、こちらはわらじカツ丼の1枚なのですが、1枚で頼むとわらじカツに切れ目が入っているので、女性でも食べやすいです。細かいところですが配慮がされています。
わらじカツ丼の2枚を注文した人にぜひ試していただきたいのが、2枚目のカツにそなえつけのゆず風味の七味をかけて味変する食べ方です。
タレの味が濃いめなのでたっぷりかけることをおすすめします。
味変することで2種類の味を楽しむことが出来て、2枚目も飽きずにペロッと食べることができます。
また、もし食べきれなかった場合は、お持ち帰り用の入れ物が用意されていますので、気軽にお持ち帰りすることもできます。
お弁当やお持ち帰り専用の味付きかつもあります
店内に張り紙があるのですが、わらじカツ丼の弁当1枚860円(税込)と2枚1080円(税込)もありました。
また、わらじカツのみの、味つきカツ3枚1200円(税込)も販売されていました。
イートインだけでなく持ち帰りでも安田屋のわらじカツを堪能することができます。
※増税に伴い価格が異なる場合があります。
わらじかつ丼の元祖「安田屋 小鹿野店」
小鹿野店は最寄り駅がないため、バスか車で行くしかありませんが、開店前になると行列ができる元祖わらじかつ丼の店です。行列がなければ通り過ぎてしまうような外観です。
店内も外観同様お世辞にもキレイとは言えませんが、ノスタルジックな雰囲気です。2人がけのテーブル席が8つあります。
メニューはわらじカツ丼のみで1枚~3枚の3種類
通常メニューのわらじカツ丼(2枚入り850円)の他に、一枚丼(750円)と三枚丼(1,200円)があります。
こちらは2枚入りのわらじカツ丼です。日野田店の方には味噌汁が付いてきますが、本店の小鹿野店では味噌汁はありません。
こちらは一枚丼です。2枚入りのわらじカツは叩いて薄くなっていますが、一枚丼は肉に厚みがあり2枚入りとボリュームはほとんど同じです。
日野田店との違いとして、ゆず風味の七味が小鹿野店にはありません。
ぜひ両方の店舗を食べ比べてみていただければと思います。
営業時間・アクセス・駐車場
安田屋日野田店
安田屋日野田店 | |
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住所 | 〒368-0034 埼玉県秩父市日野田町1-6-9 |
営業時間 | 11:30~17:00(月曜定休) |
電話番号 | 0494-24-3188 |
席数 | 14席 |
アクセス | 西武秩父駅から徒歩12分 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
最寄り駅の西武秩父駅からは約900mとアクセスがしやすいです。歩きでも12分ほどで着きます。
車で来る場合は店舗のすぐ横に5~6台駐められる無料の駐車場を利用することができます。
基本的に行列が出来ていますが、あまり待ちたくない方はオープン11:30の少し前に行くことをおすすめします。タイミングが良ければ待たずに入店することができます。
12時前後に行く場合は、行列に並ぶ必要がありますので、時間の余裕がある時に行くことをおすすめします。
安田屋小鹿野店
こちらは小鹿野町にある安田屋の本店。大正5年創業のお店です。外観はかなりボロボロですが、お昼時になると人がどんどんお店に入っていきます。
こちらの本店の方がおいしいという口コミ評判もあります。もし可能であれば、日野田店と小鹿野店の両方を食べ比べてみると良いかもしれません。
同じ小鹿野にあるメガわらじかつの店、東大門からはすぐの距離にあります。秩父の市街地からは車で約30分くらいかかるので、電車で秩父に行く方は、日野田店をおすすめします。
安田屋小鹿野店 | |
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住所 | 〒368-0105 埼玉県秩父郡小鹿野町小鹿野392 |
営業時間 |
11:00~13:30頃まで、(ごはんがなくなり次第終了) 17:00~18:00まで ※水曜定休 |
電話番号 | 0494-24-3188 |
席数 | 18席 |
アクセス | 西武秩父駅から車で約30分 |
駐車場 | 店舗横に無料駐車場あり |
まとめ
秩父の有名なご当地グルメのひとつわらじカツ丼の人気No.1店の安田屋の日野田店。
アクセスもしやすいですし、はじめてわらじカツ丼を食べるという方は、ぜひ安田屋日野田店で食べてみてください。
ただし、曜日や時間帯によっては行列にならぶ必要がありますので、時間に余裕が無い場合はオープンの時間を狙って行ってみてください。
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味は期待したほどでは無かったです。カツがパサパサ、火の通し過ぎで端は焦げてはいないものの肉が縮んでいます。店で猫を飼っているんでしょうけど店内まで猫の尿臭が、残念ですね。