秩父鉄道SLパレオエクスプレスの料金や時刻表・予約方法を実際に乗った感想とあわせて紹介!

SLパレオエクスプレス

秩父鉄道でのSL運行が始まってから約30年が経過していて、秩父観光の目玉のひとつとなっているSLパレオエクスプレス。

東京都心から一番近くで乗ることが出来る蒸気機関車です。

ここでは、SLパレオエクスプレスの料金・予約方法から、実際に乗ってみた感想や見どころなど徹底紹介していきます。

SLパレオエクスプレスとは

SLパレオエクスプレスC58363
SLパレオエクスプレスとは、秩父鉄道で毎年3月から12月まで運行される蒸気機関車です。秩父地方に1300万年くらい前まで生きていた海獣パレオパラドキシアの「パレオ」と、「エクスプレス(急行)」を組み合わせて「パレオエクスプレス」と名づけられました。

ちなみにパレオパラドキシアの骨格は、長瀞の埼玉県立自然の博物館で見ることができます。長瀞駅を下車して徒歩約10分で、中学生以下は入場無料です。

パレオエクスプレスの車両番号は「C58363」、1944年(昭和19年)に川崎で製造され、現役時代は東北を中心に走っていました。

1972年(昭和47年)に一度現役引退しましたが、1988年(昭和63年)に秩父鉄道で復活し、観光列車として現在も走り続けています。

停車中は運転席の中も見ることができます。
運転席

運転席の後ろには、燃料の石炭が大量に積まれています。
石炭

客車は茶系色のレトロな雰囲気です。
客車

SLの路線図・停車駅

路線図と停車駅

SLパレオエクスプレスは、埼玉県熊谷市の熊谷駅と、埼玉県秩父市の三峰口駅の間の約57kmを約2時間半かけて走ります。

停車駅は始発駅を含めて全部で8駅です。必ず始発駅から終点駅まで乗る必要はなく、乗車駅と降車駅は自由に選ぶことができます。

パレオエクスプレス停車駅

  1. 熊谷駅(埼玉県熊谷市)
  2. 武川駅(埼玉県深谷市)
  3. 寄居駅(埼玉県大里郡寄居町)
  4. 長瀞駅(埼玉県秩父郡長瀞町)
  5. 皆野駅(埼玉県秩父郡皆野町)
  6. 秩父駅(埼玉県秩父市)
  7. 御花畑駅(埼玉県秩父市)
  8. 三峰口駅(埼玉県秩父市)

※どの駅でも乗降可能です

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SLの運転スケジュールと時刻表

熊谷駅から三峰口駅を1日1往復のみで、3月~12月までの主に土曜・日曜日のみ運行しています。

SLパレオエクスプレスの2017年運行日程表→PDFファイルpdf

三峰口駅で機関車の向きを回転させるSL転車作業は、13:20~13:30頃です。

土曜・休日 時刻表

ゆき熊谷→三峰口 SL停車駅 かえり三峰口→熊谷
10:10発 熊谷 16:18着
10:31着 武川 15:58発
10:33発 15:56着
10:51着 寄居 15:39発
11:00発 15:37着
11:26着 長瀞 15:13発
11:37発 15:05着
11:49着 皆野 14:55発
11:50発 14:53着
12:07着 秩父 14:36発
12:15発 14:34着
12:18着 御花畑 14:31発
12:19発 14:30着
12:50着 三峰口 14:03発

平日 時刻表

ゆき熊谷→三峰口 SL停車駅 かえり三峰口→熊谷
10:12発 熊谷 16:20着
10:33着 武川 16:00発
10:34発 15:58着
10:52着 寄居 15:41発
10:59発 15:34着
11:25着 長瀞 15:10発
11:32発 15:00着
11:44着 皆野 14:50発
11:45発 14:49着
12:03着 秩父 14:32発
12:11発 14:30着
12:13着 御花畑 14:27発
12:15発 14:26着
12:45着 三峰口 14:00発

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指定席・自由席の料金・予約方法とフリーパス

SL乗車券料金

  • 指定席・・・片道720円(大人子供同額)
  • 自由席・・・片道510円(大人子供同額)

※SL乗車券とは別に乗車区間の普通乗車券も必要です。秩父鉄道全線を乗り降り自由な「秩父路遊々フリーきっぷ大人1,440円(小児720円)」がおすすめです。

SLパレオエクスプレスの客車は4両編成で、1両目が指定席、2~4両目が自由席です。

全席禁煙で冷暖房完備ですが、窓を開けることは可能です。

指定席と自由席で購入方法と購入可能場所が異なりますので、以下で詳しく説明していきます。

指定席720円 1両目の購入方法

みどりの窓口
指定席はパレオエクスプレスの4両のうち1両目のみで、WEB予約や電話予約不可です。

指定席はJR東日本管内のみどりの窓口・びゅうプラザのみで購入することができます。運転日の1ヶ月前の11時~2日前まで購入可能です。秩父鉄道の駅では購入できませんのでご注意ください。

指定券は小学生以上から必要になります。

自由席510円 2~4両目の予約と購入方法

自由席の購入方法は以下の3つの方法があります。

  1. 窓口購入・・・秩父鉄道のSL停車駅、JR東日本管内のみどりの窓口・びゅうプラザなど
  2. 電話予約・・・秩父鉄道SL係 048-523-3317(9:00~17:00)
  3. WEB予約・・・秩父鉄道ホームページから予約※予約特典ありオススメ!

秩父鉄道ホームページからのWEB予約のみオリジナル缶バッジがつく特典があるので、自由席を予約する場合は秩父鉄道ホームページから予約することをおすすめします。

こちらが2017年のWEB予約特典の缶バッジです。
缶バッジ

予約したチケットは当日乗車駅で購入します。SL以外の電車にも乗り降り自由な、「秩父路遊々フリーきっぷ」もあわせて購入することをおすすめします。
SL乗車券とフリーパス

秩父路遊々フリーきっぷは、大人1,440円(小児720円)で秩父鉄道全線を乗り降り自由です。

個人的おすすめはSLに乗りながら先頭のSL機関車を見ることができる、後ろの方の自由席の車両です。
パレオエクスプレス

御花畑駅~三峰口駅の間はカーブも多く、乗車しながらSLをじっくり見ることができます。

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車内の雰囲気と座席

パレオエクスプレス車内パレオエクスプレスの車内は、木目調で、細部も茶系色で統一されていて昭和レトロな雰囲気です。

座席はクラシカルなワインレッドの4人掛けのボックスシートです。
パレオエクスプレス座席

また、始発から終点駅まで乗ると2時間半と長旅なので、2両目と3両目にトイレがあります。

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車内販売のSL弁当や石炭あられとグッズ

SL弁当熊谷駅発の三峰口駅行きのパレオエクスプレスは、お昼の時間帯をまたいで運行しています。車内販売が回ってきますので、SL弁当やアイスなどを購入して食べることができます。

車内で購入できるお弁当は、こちらのSLべんとう1,000円のみです。のりの形や具材を仕切る緑色のバランがSLの形をしています。
SLべんとう

お弁当以外の食べ物ですと、アイスクリームやジュースも購入できますが、おすすめはSLの車内でしか購入できない「SL石炭あられ」です。
SL石炭あられ

中身を開けると石炭そっくりのあられがでてきます。竹炭が練り込まれているので見た目は石炭そのものですが、しょうゆ味のあられせんべいで美味しいです。
SL石炭あられ

他にも、SLグッズのSL汽笛ぶえ400円や、SLチョロQ1,000円なども車内販売で購入することができます。
車内販売

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実際に乗ってみた口コミレビューと見どころ

今回は熊谷駅から三峰口駅まで乗ってみました。後ろの方の車両に乗りたかった為、指定席ではなく自由席をWEB予約しました。

見どころを交えながら紹介していきます。

熊谷駅から武川駅まで

熊谷駅の改札でSL乗車券とフリーパスを購入してホームでSLが来るのを待ちます。自由席の場合は座れない可能性もあるので、少しだけ早めにホームに行って待っていた方が良いです。

私は出発の20分前くらいにホームに行って待っていました。すでに数人の人がホームで待っていましたが座ることができました。連休の際などはもう少し早めの方が良さそうです。

ホームで待っていると、出発の15分くらい前に客車側からバックでホームにSLパレオエクスプレスが入ってきました。
パレオエクスプレス客車

出発まで少し時間があるので、先頭の蒸気機関車をゆっくり撮影することも可能です。
SLパレオエクスプレス

定刻通りに熊谷駅を出発して最初の停車駅武川駅に向かいます。武川駅の少し手前で武甲山の石灰岩を運ぶ貨物列車が停車していました。
貨物列車

車内放送では、秩父出身の林家たい平さんが、見どころなどを案内してくれます。

20分くらいで武川駅到着です。武川駅での停車時間は約2分で、すぐに出発します。
武川駅

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武川駅から寄居駅まで

このあたりで最初の車内販売が回ってきますので、お弁当やグッズを買っておくことをおすすめします。この先でも車内販売は数回来てくれますが、お弁当などは早めに購入しないと売り切れてしまうこともあります。

武川駅から20分ほどで寄居駅に到着です。
寄居駅

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寄居駅から長瀞駅まで

景色寄居駅過ぎると一気に自然豊かな景色に変わってきます。大きいカーブもでてくるので、走っている前の車両を見ることもできます。

車両の左側には、ライン下りで有名な荒川も見えてきます。

寄居駅から約25分で長瀞駅に到着です。ここで降りる方も多いので、自由席で座れていなかった方はここで座れるかもしれません。長瀞駅からSLに乗車されてくる方も多いです。
長瀞駅

長瀞は、ライン下りも有名ですが、天然記念物の岩畳や、ミシュランの1つ星にも選ばれた宝登山神社、また有名な天然かき氷の阿佐美冷蔵の店舗もあります。

長瀞駅では10分ほど停車しますので、じっくりと写真撮影をすることもできます。
パレオエクスプレス長瀞駅

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長瀞駅から皆野駅まで

長瀞駅踏切長瀞駅のすぐ脇の踏切にはたくさんのギャラリーがいます。

しばらく進むと荒川を渡る全長153mの荒川橋梁を通ります。見どころのひとつです。
荒川橋梁

乗車していない方のSL撮影スポットのひとつでもあり、気笛を多めにならすので、写真にも黒い煙が映っています。奥に見える橋は車などの通行の為の親鼻橋です。
親鼻橋

荒川橋梁を渡ってしばらくすると皆野駅に到着です。皆野駅の停車は1分くらいですぐに発車します。
皆野駅

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皆野駅から秩父駅と御花畑駅まで

皆野駅を出発して、和同開珎で有名な和銅遺跡や銭神様の聖神社がある和銅黒谷駅を過ぎたあたりで、右手に秩父太平洋セメントの工場が見えてきます。
秩父太平洋セメント工場

貨物列車もたくさん停まっています。
貨物列車貨物列車と工場秩父太平洋セメント

秩父太平洋セメントの工場を過ぎると間もなく秩父駅に到着します。
秩父駅

秩父駅でも約10分停車するので、SLとの記念撮影などをすることができます。
秩父駅のSLパレオエクスプレス

秩父駅の近くにはパワースポットの秩父神社があります。有名な秩父夜祭は秩父神社の例大祭です。

また、秩父神社の隣には秩父夜祭について詳しく知ることができる秩父まつり会館もあります。

少しの停車の後、秩父駅から隣の御花畑駅に向かいます。ここでも線路沿いにはギャラリーの方が沢山います。
秩父駅から御花畑駅の間

秩父駅から御花畑駅は1kmも離れていないので、すぐに御花畑駅に到着します。
御花畑駅

ゴールデンウィーク頃に見頃を迎える秩父の芝桜は、この御花畑駅が最寄り駅です。

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御花畑駅から三峰口駅まで

御花畑駅を出発するとすぐ左手に、西武鉄道の西武秩父駅が見えてきます。
西武秩父駅西武秩父駅

西武秩父駅を過ぎると秩父のシンボル武甲山が見えます。
武甲山

影森駅を過ぎたあたりからカーブが多くなるので、窓からSLを見やすくなります。
影森駅パレオエクスプレス

浦山口の駅を過ぎると、浦山川を渡る鉄橋があり川がよく見えます。
浦山口浦山川

浦山川を渡った後も右側に大きなカーブがあるので窓からSLを見やすいです。
パレオエクスプレス

その後もいくつか鉄橋を渡って、三峰口駅に到着します。三峰口駅手前の右手には、SLを方向転換させる転車台が見えます。
転車台三峰口駅

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秩父鉄道車両公園とSL転車台

三峰口駅に着くと、パレオエクスプレスは客車からすぐに切り離されて整備に入ります。三峰口駅から出て右手に進と、整備の様子を間近で見ることができます。
三峰口駅

給水中のSLパレオエクスプレス。熊谷駅から三峰口駅までの片道で約10トンもの水が必要なので、ここでしっかりと給水します。
給水

給水の他にも丁寧に整備を行います。整備と給水が終わるのを待つ間に線路を渡って車両公園の方に行きましょう。
SLの整備

車両公園では以前秩父鉄道で使われていた車両を間近で見ることや実際に乗ってみることができます。
ワキ824貨物列車

車両公園の一番奥に転車台があります。SL転車作業は、13:20~13:30頃です。
転車台転車台の仕組み

整備と給水を終えたSLパレオエクスプレスが後ろ向きで転車台に入ってきて方向転換します。
パレオエクスプレスと転車台

最後までじっくりとSLを堪能することができます。

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まとめ

秩父鉄道SLパレオエクスプレスに実際に乗ってみた感想と、料金や予約方法を紹介してきました。

パレオエクスプレスは乗るだけではなく、見て、食べて楽しめます。

春には桜、夏には新緑、秋には紅葉など季節によっても景色が変わるので1年中楽しめます。ぜひ一度乗ってみてください!

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