『ちちぶエフエム』まちづくり・地域防災メディアとしてのコミュニティFMが2019年に開局

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2019年夏に、秩父郡市だけの情報を発信するコミュニティFM『ちちぶエフエム』が開局します。

コミュニティFMは地域限定の情報のみを扱うので、秩父居住者や秩父の企業・お店にとってメリットの大きいラジオ放送です。

この記事では、コミュニティFMの解説から、『ちちぶエフエム』の特徴について紹介していきます。

コミュニティFMとは

コミュニティFMは地域密着型の情報メディア

  • 地域に密着した情報を提供するため、平成4年1月に制度化された超短波放送局(FM放送局)
  • 地域の特色を生かした番組などを通じて地域のきめ細かな情報を発信する事ができるので、豊かで安全な街づくりに貢献できる
  • 総務大臣の免許を受けて運用される民間の放送局
  • 市販されているFMラジオで聴くことができます

引用:総務省(電波利用ホームページ)より ※アンダーラインはFun! Chichibuによる

コミュニティFMは平成4年(1992年)に制度化された、一部の地域の需要にこたえることを目的とするラジオ放送です。

放送局を作るには総務大臣の免許が必要ですが、聴く側のリスナーは普通のラジオで誰でも聞くことができます。もちろんカーラジオやスマホアプリでも聴くことができます。

コミュニティFMの主な役割

1.地域活性化メディア

ちちぶエフエム
コミュニティFMは特定の地域だけに特化しているので、細かい地元の情報を発信することができます。

この特定の地域とは、県単位よりもさらに細かい市区町村単位です。

市区町村単位での細かい情報を発信できるので、テレビや新聞では得ることの出来なかった地元情報を、ラジオのリスナーは得ることができます。

地域の行事の情報が伝わることで、その地域に住む人と人や、人と行政のコミュニケーションが生まれます。

コミュニケーションが生まれることで、人が活発的に動き、地域活性化につながります。

もちろん、コミュニティFMを通じる意外にもコミュニケーションを発生させる方法はありますが、地域活性化の方法の1つとしてコミュニティFMがその役割を果たします。

2.地域防災・災害時メディア

コミュニティFMは地域特化という特性を活かして、地域防災メディアとしての役割も果たしています。

テレビやネットのニュースでは大まかな情報しか入手できなかった特定の地域の細かい情報を、コミュニティFMの放送を通じて入手することができます。

現在でも、TwitterなどのSNSで個人が発信する情報を入手する事はできますが、それは断片的な情報です。

市区町村と防災協定を結べば、コミュニティFMによる放送はしっかりとまとめられた情報が配信されるので、リスナーにとってのメリットが大きくなります。

また、災害で避難した際などに、手回式の防災用ラジオやカーラジオなどで放送を聴くことができるメリットもあります。もちろんスマホでも聴くことができます。

『ちちぶエフエム』2019年夏にコミュニティFMとして開局

ちちぶエフエム

秩父郡市だけの情報を発信するコミュニティFM放送局

秩父にコミュニティFM『ちちぶエフエム』が誕生します。

現在は準備段階に入っていて、2019年夏に放送が開始される予定です。

ちちぶエフエム
放送開始 2019年夏
放送時間 365日 朝7時~夜9時まで生放送
ラジオを聴く方法 市販のFMラジオ、カーラジオ、スマホアプリなど
コンセプト 地元スタッフによる秩父地域の情報専門ラジオ局。鮮度の高い情報を通じて、「人と人、人と事、人と物をつなげる」役割を重視し、街の活性化を目指す。
防災情報 秩父郡市と防災協定を結ぶ予定。テレビや県域ラジオでは伝えきれない秩父地域の防災に特化した情報を放送。
運営 ちちぶエフエム株式会社
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ちちぶエフエムの対象リスナー

ちちぶエフエムの対象リスナーは、主に秩父在住者です。また、秩父への移住を希望されている方も、住む前に様々な情報を入する事ができ、移住前の情報収集に役立つのではと思います。

対象リスナーを図にすると以下のようなイメージです。オレンジ色の、居住者と移住希望者がちちぶエフエムの主な対象リスナーです。
ちちぶエフエム対象リスナー

比較すると分かりやすいと思いますので、このサイトFun! Chichibuの対象ユーザーの図と比べてみてください。
Fun!Chichicbu対象ユーザー

両方の図を比較すると、ちちぶエフエムは秩父に住んでいる人に役立つためのメディアを目指すということが分かるかと思います。

様々な方がいると思いますので、リスナー対象者以外の方も積極的に聴いてみても面白いと思います。

また、『観光で秩父を知る→移住希望→秩父居住』という流れができても良いですね。そういう意味も込めて、Fun! Chichicbuで取り上げさせていただきました。

『ちちぶエフエム』の運営費用は主に広告収入

コミュニティFMのお手本『FMきらら』の代表が支援

コミュニティFMは総務省の電波利用ホームページにも記載されているとおり、総務大臣の免許を受けて運用される民間の放送局です。

つまり行政が運営する放送局ではないため、コミュニティFM自身で運営するための収益を上げる必要があります。

現在日本には300以上のコミュニティFMがありますが、16期連続黒字経営を行っている山口県宇部市の『FMきらら』という良いお手本があります。

ちちぶエフエムはこのFMきらら代表の井上悟氏の支援・指導を受けて開局します。

井上悟氏はがっちりマンデーなどのメディアにも取り上げられるなど、経営方法が注目されています。コミュニティFM運営に関する本も出版しています。

私も実際に読んでみましたが、コミュニティFM運営のノウハウは再現性のあるものだと思いました。

秩父地域住民というセグメントは企業やお店にとって最高の広告出稿先

ちちぶエフエム運営の流れ
地域が活性化するためには住人が重要ですが、地元の企業やお店も活性化されないと意味がありません。そういった意味でも、企業やお店は顧客である秩父地域の住民に、しっかりと届く広告配信が必要です。

現状でも折り込みチラシやフリーペーパーがありますが、出稿する企業やお店にとってはかなりのコストがかかります。特に規模の小さいお店などは多くの広告費をかけられないと思います。

低単価で広告出稿が可能

そんな中、黒字経営を行っているFMきららでは、地域の小さなお店でも広告出稿できるように、20秒500円からの安い広告を受け付けました。これなら広告費をあまりかけられないお店でも広告を出せます。

このFMきららをお手本にするので、ちちぶエフエムでも低単価の広告出稿が可能になるかと思います。

リスナーは秩父地域住民

さらに、広告出稿先のちちぶエフエムはメインのリスナーが秩父地域住民です。マーケティングの基本として、ターゲットを絞ることはとても重要です。

同じ広告費をかけるのであれば、ユーザーや地域を広げて1回広告配信よりも、ユーザーや地域を絞って複数回広告を配信する方が費用対効果が高くなります。

そういった意味で、秩父の企業やお店、特に生活に密着しているサービスにとって、広告出稿先のちちぶエフエムはとても魅力的だと思います。

もちろん、ちちぶエフエムのリスナーにとっても有益な情報が手に入るのでメリットがあります。

『ちちぶエフエム』開局支援の為の株主募集中

ちちぶエフエム株主募集中
2019年夏に向けて開局準備中のちちぶエフエムでは、開局支援の為の株主を募集しています。

株主募集要件

  • 一株の発行価格・・・50,000円
  • 取得株数の上限・・・40株(法人・個人とも)

現在秩父には美味しいもの・楽しいこと・癒やされたり刺激を受けたりするたくさんの魅力的な場所やお店やイベントがあります。でも、それらをまだ知らないという住民も多く、観光客の方達にも伝わらず、知ったとしても終わってからだったということも多くあるのです。

それらが毎日、新鮮な情報としてリアルタイムで伝わってきたら・・・ 生活に少しだけ楽しみや驚きが増えると思いませんか?

今や秩父は、東京から近い観光地として注目され、多くの人が訪れるまちですが、人口減少に歯止めがかかりません。それでも移住者はいます。地元が秩父・結婚して移り住む・仕事の事情で移住するなどの理由で新しい秩父民も誕生しています。

私たちは確信しています。

秩父にはいろんな面白い人がいて、楽しい空間があって、安らぐ時間がある。だからもっと秩父と関わって・つながって・より深く知ることができれば、もっともっとずっと秩父のことがすきになるということを。

私たちは、秩父のひとによる秩父のひとのための秩父での暮らしが、もうちょっとだけハッピーになるよう、全身全霊で心を尽くしていきたいと思います。

ご支援、ご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

※ちちぶエフエム発起人による趣意書より抜粋

ちちぶエフエムは再現性のあるFMきららのノウハウを利用すると書きましたが、最終的には運営者の頑張りがないと成功しません。

上手くいくことだけでなく上手くいかないことも多く発生すると思いますが、私は秩父出身者として、ちちぶエフエムの力に少しでもなりたいと思い株主になりました。

ぜひ、ちちぶエフエムに賛同するという方は、株主として支援をお願いいたします。

ちちぶエフエム連絡先

まとめ

秩父に新たに開局するコミュニティFM『ちちぶエフエム』を紹介してきました。

地方創生・地域活性化は全国的に叫ばれており、「何か力になりたい、でもどうすればいいか分からない」という方も多いと思います。そんな方は、ちちぶエフエムを応援することでも力になることが出来ると思います。

株主になるのも応援する方法ですし、ちちぶエフエムのリスナーになるのも応援する方法の1つだと思います。

2019年に民間主導による地域活性化の1つの方法として『ちちぶエフエム』が開局します。私も秩父出身者として個人的に応援していきたいです。

また、ちちぶエフエムに多くのリスナーが誕生すれば素晴らしいと思います。

現在ちちぶエフエムは準備段階で進んでいますので、新たな情報が入りましたらこの記事で追加して紹介していきたいと思います。

最後にもう一度ちちぶエフエムの連絡先を掲載しておきます。資料請求も可能ですので、ぜひ興味がある方は問い合わせてみてください。

ちちぶエフエム連絡先

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