秩父のカルチャー&ライフスタイル雑誌『ちちぶmagazine第2号 2019年春・夏』が発売されました。
前号の『ちちぶmagazine第1号 2018年秋・冬』が好評だったため、第2号はページ数が増え、さらに別冊付録まで付いています。
前号の期待がある中での2号目ですが、クオリティはよりあがっていて「ちちぶmagazine第2号」もおすすめできる内容です!
ここでは『ちちぶmagazine第2号』の内容を写真と共に紹介していきます。購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
- ちちぶ magazine 第2号(秩父をもっと楽しもう) 2019年春・夏
- 2019/4/19(金)発売
- 大型書店、コンビニ、Amazonなどで取り扱い
- 120ページ&別冊付録15ページ 定価980円(税込)
この記事の目次
ちちぶmagazine第2号の内容紹介とレビュー
ちちぶmagazine第2号は、本誌120ページ加えて、別冊付録として15ページの「ワクワク移住BOOK」がついています。
春・夏号ということで、アウトドアやレジャーなど秩父の自然を楽しむ為の特集を中心に、グルメで食文化、カルチャーで秩父の伝統や生活と、今回も秩父の魅力がたっぷりと紹介されています。
以降で、それぞれのコンテンツの中からいくつかピックアップして、順番に紹介していきます。
Outdoor 春の長瀞アルプスへなど
アウトドアのコンテンツ
- 美味しくて楽しい山旅 春の長瀞アルプスへ
- 自然を満喫! おすすめトレッキングコース4選
- 長瀞オートキャンプ場なら、初心者も女子だけでも安心!
- 無理なく歩ける8つのコース 秩父札所34ヶ所を歩いて巡ろう
最初の特集は表紙の写真にもなっている、春の長瀞アルプス。
池袋駅から秩父に行く電車に乗る際には、登山やトレッキングに向かう格好の方をよく見かけます。また、私の祖父母や親などの地元民からも、雲取山や両神山に登ったなどの話しを子供の頃からよく聞きいていました。
編集長の相馬さんも雑誌冒頭で、登山が趣味だった父親によく山に連れて行かれたと書いています。
少し話しはそれますが、私が都内で外国人に出身地が秩父だと伝えると、「ああ、ハイキングによく行くよ」と言われ、当たり前の事ですが秩父の山歩きを楽しんでいるのは日本人だけではないなと感じたことを思い出します。
話しを戻すと、つまり、地元民が山歩きを楽しんでいるのはもちろん、秩父には山を楽しむ為に訪れる人が沢山いるということ。それだけ、秩父には山を楽しめる場所が多く存在するということでもあります。
長瀞アルプス特集では、「美味しくて楽しい山旅」というコンセプトのもと、山の魅力と地元グルメの魅力の両方が紹介されています。
長瀞アルプス以外にも、おすすめトレッキングコースが4つ紹介されていますので、これからの季節に秩父で山歩きをしてみようと思う方にぴったりの情報が手に入ります。
他にも、初心者や女性だけでも安心して楽しめる長長瀞オートキャンプ場や、 秩父札所34ヶ所を8つのコースで歩くフリーハイキングの特集もあります。
秩父の魅力のひとつは、山の自然を堪能できること。
秩父は「都心から一番近い」という言葉が良く使われるようにアクセスしやすいので、ちちぶmagazineで知識を頭に入れたら、実際に秩父に行って体で感じてみてください。
Culture 東秩父村で紙すきの伝統にふれる旅・ちちぶオオカミ伝説など
カルチャーのコンテンツ
- 東秩父村で紙すきの伝統にふれる旅
- 秩父おもてなしTVのココが面白い!
- 秩父今宮神社をめぐる物語 信仰の原点は聖なる水
- セルフビルドの人たち/阪口克さん(長瀞町)
- 秩父オオカミ伝説
- ちょっと聞いてよ 秩父の噂10選
- 明日から使える! ネイティブ秩父弁講座
- 郷土史研究家・高田哲郎さんに聞く 100年前の秩父ってどんな町だった?
- 秩父の自然をみんなで考える「武甲山未来フォーラム」開催
- 【コラムC-C-B】 秩父愛が止まらない!
- チチブ・フリークス・ファイル File001 山瀬いどむさん
個人的にちちぶmagazineでいちばん楽しみにしているカルチャーの特集。
文化を知ることはその土地をより深く知ることにつながると思います。そして、文化を深く知ることで、その土地をより好きになります。
ちちぶmagazine第2号では、伝統からYoutubeで情報を発信している秩父おもてなしTVまで、振り幅の広い情報を扱っているのが魅力的です。
カルチャーで最初に特集されているのは、ユネスコ無形文化遺産にも登録された東秩父村の和紙。
現在では埼玉県唯一の村となった東秩父村の道の駅で、伝統の手すき和紙の体験ができるんです。道の駅なので和紙の手すき体験だけでなく、地元の食材と使った食事や、地元の農産物を購入することも出来ます。
記事の中では職人さんへのインタビューも掲載されていますが、伝統を後生まで残す大変さを伝えながらも、「妥協しない」という言葉が印象的です。
秩父オオカミ伝説では、今も絶えない目撃情報や、パワースポットで有名な三峯神社をはじめとする秩父地域の神社のオオカミ信仰の歴史を交えて、人間とオオカミの関係が紹介されています。
絶滅したとされるニホンオオカミですが、特集の最後に掲載されている体験記まで読み進めていくと、今も自然豊かな秩父には生存しているのではないかと想像がどんどん膨らんでいきます。
他にも、秩父霊場発祥の地とされている今宮神社や、100年前の秩父ってどんな町だった?、ネイティブ秩父弁講座など、濃い秩父の情報が詰まっています。
秩父に住んでいない人はもちろん、秩父在住者にとっても面白い内容です。ここでは伝えきれないので、ぜひ実際にちちぶmagazineを読んで秩父の文化を感じてみてください。
Gourmet ちちぶを食べ尽くせ!など
グルメのコンテンツ
- “自然のまんま”を味わう「長瀞蔵」のお酒づくりとは?
- EAT OUT in CHICHIBU ちちぶを食べ尽くせ!
- 「せかい」の豚肉味噌漬けが美味しい理由
- ラーメン「BONCHI」“食べるパワースポット”が出現!
- “秩父の夜”を楽しむ。注目の居酒屋4選
- 「Fun! Chichibu」グルメカテゴリ人気記事10選
- 「あめつちまにまに」で食べられるヴィーガンスイーツとは?
- 【コラム】旬をのがすな! 苦み、香り、辛みを楽しむ秩父の「山菜」
カルチャー&ライフスタイル雑誌としての、ちちぶmagazineのもうひとつの目玉が、食文化の特集。
私自信はFun! Chichibuという観光情報メディアを運営しているので、以下の通り飲食店を大きく3つに分類しています。
- 地元住民が通う店
- 観光客におすすめの店
- 地元住民が通い、観光客にもおすすめの店
ちちぶmagazineでは、1の「地元住民が通う店」を中心に、3の「地元住民が通い、観光客にもおすすめの店」を紹介しています。ちなみにFun! Chichibuでは、2の「観光客におすすめの店」を中心に、3の「地元住民が通い、観光客にもおすすめの店」を紹介しています。
グルメのメイン特集「EAT OUT in CHICHIBU ちちぶを食べ尽くせ」では、秩父の100人におすすめ3軒3メニューを聞いて、集計結果をランキングで紹介しています。
ネタバレになってしまうので写真を紹介できないのが残念ですが、やはりというお店から意外なお店まであります。1市4町それぞれのおすすめ店とメニューのランキングは必見です!
他にも、秩父の定番お土産「豚肉味噌漬け」を販売している「せかい」や、注目の居酒屋4選など、グルメ特集も濃い内容になっています。
ちちぶmagazineのグルメ特集を読めば美味しいお店の再確認と、新しいお店の発見があるはずです!
Fun! Chichibuでも記事に協力させていただきました。
Leisure 秩父のホタルスポット5選など
レジャーのコンテンツ
- 祭の湯をとことん使い倒そう!
- ちちぶの旅館・ホテル5選
- 夏の絶景と言えばコレ! 秩父のホタルスポット5選
- 初夏の秩父を巡るバスツアー&ハイヤーツアー
レジャーでは夏のおすすめスポットと、実際に秩父を巡るためのバス&ハイヤーツアーなどが紹介されています。
最近では東京都心でもホタル鑑賞ができますが、自然豊かな秩父ならではのホタルスポットが5つ紹介されています。夏ならではの絶景を、ぜひ秩父で楽しんでみてください。
他にも、西武秩父駅直結でアクセス抜群の駅前温泉「祭の湯」や、ゆっくり泊まって過ごすのにおすすめの旅館・ホテル5選など、ツアーから宿泊先まで秩父を楽しむ為の情報が盛りだくさんです。
Information 秩父エリア・イベント情報など
インフォメーションのコンテンツ
- ちちぶエリア・イベント情報
- お祭りPICK UP!
- EDITOR’S PICK UP
インフォメーションでは、春から秋にかけてのイベント情報や、おすすめのお祭りがまとめて紹介されています。
EDITOR’S PICK UPで紹介されている秩父の最新アクティビティパーク「秩父ジオグラビティパーク」は、今後間違いなく秩父の人気スポットの1つになると思います。
別冊付録 ワクワク移住BOOK
ワクワク移住BOOKのコンテンツ
- メリット、デメリットズバリ教えて!移住者&市民の本音座談会
- 秩父市に住むメリット10選
- 秩父市が実施している移住支援制度はこんなにあるぞ
- 移住を検討中の家族が、お試し居住を体験してみた
- 久喜邦康市長インタビュー
- 移住相談センターのご案内
最後に移住検討者向けの別冊付録ですが、上のコンテンツ概要を見ていただくと、付録とは思えないほど充実しているのがお分かりいただけるかと思います。
移住者&市民の本音座談会では、メリットとデメリットを包み隠すことなく伝えてくれています。
他にも、移住のお試し体験談や、移住支援制度の一覧、市長の移住検討者へのメッセージと取り組みが紹介されています。
メリットとデメリットの両方を踏まえたうえで、移住を検討する材料としての情報が、この別冊付録には詰まっています。移住検討者は必読の内容です。
ちちぶmagazineは書店・コンビニ・Amazonなどで購入可能
内容が濃いのでレビューも長くなってしまいましたが、結論を簡単に言うなら「買うべき1冊」ということです。
秩父在住者、移住検討者、観光で訪れる方、どの立場の方も楽しめる内容です。そして、読み手よれぞれによって刺さるポイントがたくさんある作りになっています。
第1号を読んだ人はもちろん、第1号を読んでない方は第1号と今回の第2号の両方を読むことをおすすめします。
2019年10月に発売を予定している第3号も期待しながら待ちましょう!
- ちちぶ magazine 第2号(秩父をもっと楽しもう)2019年春・夏
- 2019/4/19(金)発売
- 大型書店、コンビニ、Amazonなどで取り扱い
- 120ページ&別冊付録15ページ 定価980円(税込)